目次
転職失敗談
まずは、私の転職失敗談をお話しします。
1社目 新卒入社したIT企業
学校がIT系の専門学校でしたので、その学校のコネ(?)のような物で、入社しました。
当時、基本情報技術者を取得していた事もあり、すんなり内定決まりました。
プログラマとしての採用でしたが、1年目の終わりに営業に配属されました。
ここで初めて気づいたのですが、私は接客や交渉事がスーパー苦手というかド下手という事。
アルバイト等で何となく感じてはいましたが、ハッキリと認識したのは、この時が初めてでした。
営業としての指導は最初の方に数日あっただけで、後は飛び込み営業の日々…
更には東京転勤。
どうも都会の空気も合わなかった様で、1年待たずに体調を崩し、故郷に帰る事を決めました。
ここでの
⇒1つ目の失敗、相手の会社について、しっかり下調べや、説明会や面接等で情報収集を怠った。
具体的には、新人への教育体制や先輩社員がどういった事をしているか業務の流れについて、質問・調査など
ただ、1年目から飛び込み営業させる企業かどうかって、どやって見分けるのよ。
⇒2つ目の失敗、自分の事を良く分かってなかった。
自分の強み弱み、何が出来て何が出来ないのか。よく自己分析とか言われてるやつかな。
絶対にやりたくない事はコレとか。
新卒の頃の私には、この言葉は出てこなかっただろうなぁ~
相当運が良くないと、結局転職してたと思う…
2社目 職業訓練後に入社した工場
地元に帰って来ての無職期間、ハロワで見かけた職業訓練のチラシを見て、
工場に入社するための準備をすることにしました。
営業もITも、もういいやと思っていたので、なんとなく。
訓練を半年弱行った後、
企業側から「面接受けてみない?」とお誘いが訓練校通して入りました。
適当に世間話をして内定が出ました。
面接官の男性の方は感じも良く、工場を一通り案内して頂き、好印象でした。
問題は、入社後でした。
仕事や人間関係は良好だったのですが、労働時間です。
求人票には残業30時間以内と書かれていたのに!
先輩方は100~180時間ぐらいの残業をしていました。
試用期間の私でさえ80時間超えてたので、100は確実です。180は友人からの情報です。
工場に勤めた方は分かると思いますが、後工程にいくほど仕事の遅れも拡大していき残業も多くなります。
180時間残業していると言われていたのは、最終工程のリーダーです。
私は中間の工程でした。
会社自体が暇でも残業40時間は安定してあります。※おかしくない?
試用期間の終わりに、正社員採用をお断りする形で退職しました。
⇒3つ目の失敗 求人票を信じてしまった。
1つ目の失敗とほぼ同じような失敗ですが。調査を怠った結果、余計に労力がかかるパターン。
残業時間については、内定受諾前などに、夜遅く会社の周辺に行ってみて、
「駐車場の車の台数」や「電気が付いているか」などで判断できますし。
他人のフリして電話するという猛者もおられる様です。
3社目 地元IT企業
ハロワの相談員の説得を受けIT分野に戻る事にしました。
ただ、3社目の会社は人間に恵まれ7年弱勤めることが出来ました。
しかし、コロナより以前に会社が少し傾き、リストラ等で環境が激変し、
大規模組織変更等があり、ラスト1年でクラッシャーの餌食になりました。詳しくは下記。
4社目 地元IT企業2社目
転職エージェントを使用し、入社しました。
試用期間からハイプレッシャーな仕事をどんどん振られます。
結果、残業時間が80時間程にのぼり、体調を崩しました。(こっそり休出したりしてたので、証拠はない)
医師の診断書を会社に提出し、負荷がかなり軽減された今日この頃。
更に、求人票の仕事内容は「運用・構築」と書かれていましたが、実際は営業職でもあるという~
⇒1つ目、3つ目の失敗とほぼ同じ 転職エージェントや求人票を信じてしまった
求人票には残業10時間以内、労働条件通知書には30時間以内と記載してありました。
この時点で、おかしいと気づくべきでした。
エージェントには相談していましたが、エージェントも求人票の嘘は見抜けないようです。
※追記
転職エージェント経験者に話を伺いましたが、エージェントは企業の言った事を信じるしか無く、
対象の企業に友人でもいない限り、本当の事を知る事は出来ないそうです。
どの問題も根本には、
相手の気分を害してはいけないと思い聞けなかった事がある。(1社目は疑問にも思わなかったかも)
自分の意思で決めたとは言えないという事。なんとなく流れに乗って、調査を怠っている。
こうしておけばよかった…反省点について
残業時間が嘘だった件
上記したように、調査する方法はあります。それを怠った事が悔やまれる。(2社目 3つ目の失敗のあたり)
仕事内容が嘘だった件
これは、面接や面談でそれとなく聞くしかないです。
「一日の業務の流れを教えて頂けますか?」
相手の出方次第な所もありますし、
ホントの事を言ってくれるかは分かりませんが。
私は、面談の場で、かなりオブラートに包んで、ハラスメントの事を聞いてみました。
「仕事出来ない人には、結構きつく指導するんですか??」
「いや~うちはそんな事ないよ~。」
入ってみて嘘だったと分かりました。
私が入る少し前にですが、関係界隈では、パワハラで結構噂になってた様です。
パワハラを受けた社員や周辺の社員に話を聞いて判明しました。
このように面談で本当の事を言うかは、分からないし濁される事もあるでしょう。
あとは、実際働く職場をしっかり見る事。
私は、面談に時間を割き過ぎてしまい、見学をあまりできませんでした。(※今思えば隠したかったのかも)
職場の雰囲気や、働いている人が死にそうな顔してないか、書類が山積みになっていないかなど。
入ってみて、IT企業なのに紙文化だという事に気が付きました。
注意してよく見たら、色んな事がわかるはず!
バンバン電話かかって来て全然集中出来ないとか。
それ以外のトラブルについて
クラッシャー・パワハラ・急に飛び込み営業を命じられるとか、災害の様な物で、
予見しようがない気がします。その時々での対応力・行動力・機動性・決断力が大事。
最初はニコニコして近づいてきて豹変したりしますから‥‥
最後に
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私はもう30代なので、対象外ですが20代理系出身者は覗いてみてもいいかも。
ただし、自分でも行動することを忘れないで!
私の様な失敗をする人が減って、法令を遵守している企業が更に発展する事を願います。